京都の不登校について考える会では、2024年2月4日投票の京都市長選挙にあたって、 予定候補者に不登校に関する現状認識や必要な施策についての公開質問状を出しました。2024年1月21日現在、二之湯真士さん、福山和人さん、村山祥栄さんからの回答があり、松井孝治さんからの回答はありませんでした。各候補者からの回答はこちらのファイルをご覧ください。※1月24日、松井孝治さんより回答があり追記しました。
行き渋り・不登校の
アンケート調査を実施しています
アンケート継続中です
※集計のため10月末でいったん締め切りましたが、みなさんの声を継続して集めています
<アンケートについて>
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このアンケートは、京都市内に在住されている方、京都市内の学校に在籍されている方対象です。
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現在行き渋り・不登校の子どもさんのいる保護者の方と、過去に行き渋り・不登校経験のある子どもさんの保護者の方を対象としています。
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行き渋り・不登校の子どもさんがご家庭に複数人いらっしゃる場合は、子どもさんお1人につき1回答をお願いしております。
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アンケート結果は個人情報を伏せたうえで、公開をいたします。個人が特定されるような内容(固有名詞など)のご記入はお控えください。
<個人情報の取り扱いについて>
匿名でのアンケートになりますが、メールアドレスのみ収集させて頂きます。
記載していただいた個人情報は、アンケート結果のご報告や会の活動案内以外には使用いたしません。ご本人の同意がなければ第三者に個人情報を提供することもございません。取得した個人情報は管理責任者を定め、紛失や漏洩などが発生しないよう積極的な安全対策を実施いたします。
文部科学省による、令和3年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の結果が公表され、全国の不登校児童生徒数は24万人と過去最多であることが明らかとなりました。学校が回答するこの調査では、不登校の要因として「無気力・不安」が49%と最も多く挙げられていましたが、私たちが当事者を対象に行った調査結果(中間報告)では、現在行き渋り・不登校の子どもたちの「最初のきっかけ」として最も多く回答されている項目が「先生のこと」、「現在登校しにくい主な理由」は「勉強のこと」となっています。学校が認識している不登校の要因と、当事者が感じている学校への行きづらさには乖離があり、このままでは当事者の声を反映した施策につながるとは思えません。
なぜ子どもたちは学校に行けない、行きたくないのか。学校に行かなくて、子どもたちやその保護者は何に困っているのか。その声を集めて、メディアや行政に届けていきましょう。そして、実態を反映した、効果のある施策を求めていきたいと思います。アンケートは10月31日まで行っています。結果を集計するために一時締め切りをしますが、継続して当事者の声を集めていく予定です。ぜひ、ひとりひとりの声を届けてください。